英樹の体験記

現代の貧困社会に不安を感じる日々。将来を見据え、資産形成を考え始めると共に情報を発信していきたい一心。

不動産の利回り。

投資について調べていると良く出てくる言葉に「利回り」というものがあります。
利回りが高い、低いすらよく分からない自分のために書いておこうかなと。


利回りとは、投資した金額に対する収益の割合のこと。計算式でいうと、
「収益合計÷預入年数/元本×100」
と言う形でパーセンテージで表します。基本的には1年間の儲かった金額の割合を見るというのが利回りです。

金利や利率とどう違うか?
金利や利率は「1年に発生する利子の元本に対する割合」となります。
利回りは「特定の運用に対する収益を1年当たりに換算したもの」となる。
利回りのほうは、数年間の利益から1年分の利益を平均して算出することになります。


また、配当利回り・運用利回り・表面利回り・優待利回り…というように投資するものによって呼び方が少し変わったり、計算方法や意味合いなどが違ってくることも。
基本的には1年間で儲けた金額の割合と言うことを解っていれば大丈夫。

利回りと利率、金利の違いって何?

基本的に投資を行うには、利率を見て決める方が多いらしいので、利率と利回りがどう違うのかを知っておきましょう。


まず利率は、100万円分投資して1年後に5万円儲けた場合は5%、という計算で考えられます。

対して利回りは、購入した時の金額も考えます。
100万円分のものを95万円で購入したとしたら、ココで既に5万円分が利益として考えられます。そして、その後4年間毎年5万円ずつ儲けたら、最初に得した5万円分と合わせて4年間で25万円の利益が出たことになります。

この2つの利益を合算して、1年間の平均として計算します。25万÷4年で1年あたり62500円の儲けがあったことになります。

そして利回りとは、この1年間の平均の収益62500÷投資した金額95万×100=で求められます。つまり、この計算をすれば利回りは6.57%ということになります。
利率と比べると1.57%も高くなるということなんです。


逆に100万円分のものを105万円を出して購入した場合。
上記の条件と同じ金額を1年間で儲けて5年間経過した場合の利回りは4.76%となり、利率よりも低い数字になります。このように最初に投資した金額と商品の差額も含めることによって、より実際の儲けた金額に近い数値を出すことが出来ます。


実際の投資をするときには、この利回りに税金なども考慮して計算することになります。そのため、本当の利益の金額に一番近いものは、利率ではなく利回りということになります。
だからこそ、利回りをしっかりチェックしておく必要があります。


不動産投資に対しての利回りは、株などに比べると少し複雑になりますが、基本的には1年あたりどれくらいの収益があるかと言う点では同じです。

計算方法としては、その不動産が満室となったときの年間賃料を不動産の価格で割った数字が不動産の利回りとして考えられています。

もちろん、利回りが高い物件のほうが収益がアップする良い物件と考えられますが、一概にはそうとも言えない部分も。


実際に物件を購入し、運用しないと分からない事も多いそうです。

専門用語等難しい言葉も多いので、地道に勉強したいと思います。