国債の中途解約 続
先ほど書いた中途換金調整額は、財務省が提供している中途換金シミュレーションを使えば、換金額が簡単に算出できるのでおすすめです。
中途換金調整額を支払わない方法
中途換金調整額(ペナルティ)を発生させずに個人向け国債を換金する方法もあります。
それは、個人向け国債を他の人に売却することです。
あまり一般的ではありませんが、個人向け国債は他人に譲渡することができるので、手順に則れば解約ではなく「譲渡」という方法で換金することが可能です。
誰に売るか?ということですが、売却先(売る相手)も自分で見つける必要があるので、あまり現実的な手段ではないと思います。
この場合は個人間の売買に留まりますので、中途換金調整額などのペナルティは一切発生しません。
しかし、やむを得ずに手放すことはあっても、基本的に個人向け国債を短期間で換金してしまうのは得策ではありません。
国債に投資をする場合は、長期的な視点にたって資産運用を考えていくことが望ましいです。
とはいえ、中途換金をしても元本割れの心配がない個人向け国債は、やはり安全な運用先の一つとして活用しやすいと思います。
長くなりましたが国債についてはここまで調べてみました。他の投資も気になる記事を見付けたら書いて行きたいなと思います。